前回の記事では「髪の毛がなぜ結ばれるのか?」について考えてみました。
今回はその中で解決できなかった一緒に結ばれている白い繊維についてついにそれが何モノなのかを突き止めましたので報告したいと思います。
白い繊維の正体はタオル等の繊維質であるという意見がネットでは大多数でした。
マジで?
そんな偶然の産物があるなんて信じられるわけない。他に原因があるはずだ。そう考えて止みません。
実際に自分の目で確かめてみないと自分が納得できないので、確認のために白い繊維が結ばれた毛を採取して残しておきました。
さて、この毛は肉眼ではどのようになっているのか小さくてわかりません。高倍率に拡大して確認するにはこいつが必要です。

そう、顕微鏡です。理科の授業で皆様使ったことがあると思いますがこちらは通販で普通に買えます。購入したものは1000倍に拡大できるので1μm(マイクロメートル)まで見れるものです。
この顕微鏡は覗き込む部分にスマホを取り付けることができるので見たものを撮影できるようになっています。
それではお待たせしました。早速あの繊維の正体を見てみましょう。

なんか、汚い。アブラギッシュに見えますが繊維が収束したものなので油ではありません。見たところ髪の毛は折れておらずしっかりと結ばれています。そして細い繊維が髪の毛に絡みつきしっかり結ばれていることもわかります。左右で髪の毛の太さが変わらない事からも折れて中身が飛び出しているということはなさそう。
結論:結ばれているのは間違いなくタオルの繊維
常に白い繊維なのは色がついている繊維のさらに細い部分なので色がついていない層なのでしょう。若干緑がかっている部分があるのは私が芝生のような色のタオルを使用しているからだと思います。
結果を振り返ってみて
実際現物を見て納得したので悔いはありません。百聞は一見に如かずです。
髪の毛が細い人には特に多く発生しているこの結び目問題、サクッと解決するにはボロボロになった髪の毛をバッサリ切ってしまって髪の毛を大切に育てていかなければなりません。手遅れな人の効果的な対策については今後も検証していきたいと思います。